予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える (光文社新書) [ 岩田健太郎 ]

ワクチン嫌いを考える 光文社新書 岩田健太郎 光文社ヨボウ セッシュ ワ キクノカ イワタ,ケンタロウ 発行年月:2010年12月 予約締切日:2010年12月13日 ページ数:217p サイズ:新書 ISBN:9784334035983 岩田健太郎(イワタケンタロウ) 1971年島根県生まれ。

神戸大学大学院医学研究科・微生物感染症学講座感染治療学分野教授。

1997年、島根医科大学(現・島根大学)卒業。

沖縄県立中部病院、コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科などで研修後、中国で医師として働く。

NYで炭疽菌テロ、北京でSARS流行時の臨床を経験。

2004年帰国し、亀田総合病院(千葉県)に勤務。

感染症内科部長、同総合診療・感染症科部長を歴任し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1章 ワクチンをめぐる、日本のお寒い現状/2章 ワクチンとは「あいまいな事象」である/3章 感染症とワクチンの日本史ー戦後の突貫工事/4章 京都と島根のジフテリア事件ーワクチン禍を振り返る/5章 アメリカにおける「アメリカ的でない」予防接種制度に学ぶ/6章 1976年の豚インフルエンザーアメリカの手痛い失敗/7章 ポリオ生ワクチン緊急輸入という英断ー日本の成功例/8章 「副作用」とは何なのか?9章 「インフルエンザワクチン」は効かないのか?ー前橋レポートを再読する/10章 ワクチン嫌いにつける薬 なぜ、ワクチンは嫌われるのか。

開発と副作用による事故をめぐる歴史も振り返りつつ、今の日本の医療政策、メディア、そして医療の受け手側の問題点などを一つ一つ明らかにしていく。

新型インフルエンザ、多剤耐性菌問題、ホメオパシー、ゼロリスクなど、最新のトピックも分析しながら、ワクチン問題の「好き嫌い」と「正邪」の部分を切り離し、読者を新たな視点に導く、新しいワクチン論。

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